1972年一大叙事詩映画『ゴッドファーザー』

洋画:ヒューマン、ドラマ作品のカテゴリー
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🎦今日の「愛が抜けた映画ブログ」の映画録は、1972年に公開されたアメリカ映画『ゴッドファーザー』の今までの劇場鑑賞や、配信先動画視聴も含めた感想・考察を投稿しています。
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【ゴッドファーザー:どんな作品?】
『ゴッドファーザー』(原題:The Godfather)は、1972年に公開されたアメリカ映画です。監督はフランシス・フォード・コッポラ。マリオ・プーゾの小説『ゴッドファーザー』を映画化した作品で、映画ゴットファーザーシリーズの第一弾です。家族の愛と絆、義理と人情、忠誠と裏切り、金と権力などが交錯するなかで揺れ動く人生や人間模様をイタリア系移民の裏社会を通して描き出した、一大叙事詩ともいえる第1章です 。
本作は、公開されると当時の興行記録を塗り替える大ヒットになり、同年度のアカデミー賞において作品賞・主演男優賞・脚色賞を受賞しました。また1990年になって、アメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されました。
【ゴッドファーザー:あらすじ】
移民からマフィアを率いるドンへと登りつめた、ヴィトー・コルレオーネ。その三男であるマイケルはマフィアの世界から離れようとしていたが、ヴィトーが何者かに襲撃されてしまう。それを契機に彼はマフィア間の抗争に身を投じ、父の復讐を果たしていく。

【ゴッドファーザー:主なキャスト(リストア版吹替)】
  • ドン・ヴィトー・コルレオーネ:マーロン・ブランド(麦人)
  • マイケル・コルレオーネ:アル・パチーノ (森川智之)
  • ソニー・コルレオーネ:ジェームズ・カーン (谷口節)
  • フレド・コルレオーネ:ジョン・カザール (牛山茂)
  • ケイ・アダムス・コルレオーネ:ダイアン・キートン (山像かおり)
  • トム・ヘイゲン:ロバート・デュヴァル (田原アルノ)
  • ピーター・クレメンザ:リチャード・カステラーノ (後藤哲夫)
  • コニー・コルレオーネ・リッジ:タリア・シャイア (斎藤恵理)
  • カルメラ・コルレオーネ:モーガナ・キング(英語版) (新田万紀子)
  • マクラスキー警部:スターリング・ヘイドン (仲野裕)
  • ジャック・ウォルツ:ジョン・マーリー(水野龍司)
  • ドン・エミリオ・バルジーニ:リチャード・コンテ (仲野裕)
  • バージル・ソロッツォ:アル・レッティエリ (楠大典)
  • カルロ・リッジ:ジャンニ・ルッソ 桐本琢也)
  • モー・グリーン:アレックス・ロッコ (青山穣)
  • サルバトーレ・”サル”・テッシオ:エイブ・ヴィゴダ 水野龍司)
  • ルカ・ブラージ:レニー・モンタナ(英語版)島香裕)
  • ポーリー・ガットー:ジョン・マルティーノ(英語版)白熊寛嗣)
  • ファブリツィオ:アンジェロ・インファンティ(英語版)髙階俊嗣)
  • カーロ:フランコ・チッティ(英語版)(白熊寛嗣)
  • ロッコ・ランポー:ネ トム・ロスキー(英語版) 
  • ジョニー・フォンテーン:アル・マルティーノ (内田直哉)
  • ドン・フィリップ・タッタリア:ビクター・レンディナ(英語版) (佐々木梅治)
  • ブルーノ・タッタリア:トニー・ジョルジオ(英語版)(木村雅史)
  • ドン・リオネーレ・トマシーノ:コラード・ガイパ(英語版) (木村雅史)
  • ドン・ジョセフ・ザルキ:ルイス・ガス(英語版)(島香裕)
  • アメリゴ・ボナセーラ:サルヴァトーレ・コルシット (佐々木梅治)
  • ナゾリーネ:ビド・スコッチ (木村雅史)
  • エンツォ:ガブリエル・トッレイ (髙階俊嗣)
  • サンドラ・コルレオーネ:ジュリー・グレッグ(英語版)
  • クレメンザ夫人:アーデル・シェリダン 
  • ルーシー・マンチーニ:ジニー・リネロ (英語版)
  • アンソニー・コルレオーネ:アンソニー・グナリス (寺門真希)
  • フランク・コルレオーネ:ルー・マティーニ・Jr. (亀井芳子)
  • アポロニア・ヴィテッリ・コルレオーネ:シモネッタ・ステファネッリ 
  • ヴィテッリ氏:サーロ・ウルツィ(英語版)(水野龍司)
  • トニー:トニー・キング 

The Godfather • Main Theme • Nino Rota
『ゴッドファーザー』・otacyanの感想・考察など
本作1972年『ゴッドファーザー』は、あるマフィア一族を待ち受ける運命!映画史に名を刻む不朽の大傑作としてあまりにも有名な作品です。観たことなくても『ゴッドファーザー』というタイトルは知ってる~という人は多いでしょう。
家族の愛と絆、義理と人情、忠誠と裏切り、金と権力などが交錯するなかで揺れ動く人生の機微や人間社会の有様を美しいゴッドファーザーのテーマ曲をバックに、イタリア系移民の裏社会を通して描き出しされています。
本作を初見で観て以降、何度か視聴することがあり、そのたび作品を観る視点が変わってきて、凄さや世界観を自分なりに整理していったような気がします。1972年に一作目が公開されて以降、2本の続編が製作された「ゴッドファーザー」三部作。今回はその1作目。マリオ・プーゾの小説を元に、アメリカにやってきたシチリア移民がマフィアとしてのし上がっていく様をフランシス・フォード・コッポラが監督してきたこの物語を家族ドラマの形式で描かれています。
個人的にはこの3部作というのは、一種の家族の悲劇の作品で1作目の本作は、その序章のようにとらえています。本作の冒頭の結婚式シーンがありますが、ふと思ったのは黒澤明監督ファンの方ならば悪い奴ほどよく眠るの影響を受けている名シーンの一つだと思います。この映画の大事な背景に本作品にはコルレオーネファミリーの変遷・衰退」という事情と、資本主義社会のアメリカで崩壊していく在米イタリア人の家族愛・苦悩」という事情が完璧な描写されているところにあると思いますシチリアというのは、かつて長い歴史の中で多数の民族に支配され、影響を受けてきました。その中で虐げられたもの同士の結束が強まり、家族や親類などの繋がりを大切にする風土は、マイケルがシチリアに逃亡したシーンからみてもうかがい知ることはできます。
子供たちに託そうとするドン・コルレオーネ。資本主義社会のアメリカで生まれ洗礼を受けて育ち軍隊に従事したマイケル・コルレオーネの価値観が違うのは当然のところ。つまり本作は、「マフィアの家族愛を描いた作品」というところにとどまらずシチリアの掟を受け継いだファミリーが、アメリカ資本主義の影響で崩壊の一途をたどる」悲劇の作品ともいえるのではないでしょうか
この映画の分かりにくい点を挙げるとするなら入り組んだ人間模様があまりに絡みすぎているところだと思います。多くの時間と予算を費やして完成させたフランシス・フォード・コッポラ監督作品を知る上でも、深い価値のあるシリーズ作品だと思います。
本作の視聴に関して多少感じるのは、字幕派の方も、この映画に関しては字幕では表現しにくい部分を徹底的にカバーした優れた吹き替えがあるので、物語を把握する上で「字幕+吹き替え」という方法で鑑賞するのも一つの手段かもしれません
お勧め度👍👍👍👍👉
お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを👍1個2点✖5個で満点ですよ~
👉は1点
個人的な好みや主観もありますけどご参考までに
【本日のおすすめ「ゴッドファーザー」:配信サイト】
『ゴッドファーザー』(1972年、アメリカ、177分、字幕・吹替)
配信サイト
Hulu 見放題
J・COM STREAM 見放題、レンタル
RakutenTV レンタル
配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。

【ゴッドファーザー:製作スタッフ、公開データ】
  • 監督:フランシス・フォード・コッポラ
  • 脚本:マリオ・プーゾ、フランシス・フォード・コッポラ
  • 原作:マリオ・プーゾ
  • 製作:アルバート・S・ラディ(ファイナルカット権なし)、ロバート・エヴァンス(クレジットなし)
  • 出演者:マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ロバート・デュヴァル
  • 音楽:ニーノ・ロータ
  • 撮影:ゴードン・ウィリス
  • 編集:ウィリアム・レイノルズ、ピーター・ジンナー
  • 配給:パラマウント映画
  • 公開:アメリカ合衆国 1972年3月15日、日本 1972年7月15日
  • 上映時間:177分
  • 製作国:アメリカ合衆国
  • 言語:英語、イタリア語、ラテン語
  • 製作: $6,000,000〔1〕
  • 興行収入:$245,066,411〔2〕
  • 配給収入: 日本 19億9700万円〔3〕
〔1〕(“The Godfather”. Box Office Mojo. Amazon.com.)
〔2〕(“The Godfather”. Box Office Mojo. Amazon.com.)
〔3〕(『キネマ旬報』1974年2月下旬号から)

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