🎦今日の「愛の抜けた映画ブログ」の映画録は、1980年に公開された映画『復活の日』の当時の劇場鑑賞や、配信先動画視聴からの感想・考察を投稿しています。

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【復活の日:どんな作品?】
- 作品タイトル:『復活の日』(ふっかつのひ)英題“Virus”
- 公開年・ジャンル:1980年、東宝配給のSF映画です。
- 原作:1964年に書き下ろした小松左京のSF小説「復活の日」が原作。物語の後半、原作小説では南極に核は落ちなかったが、映画版では南極の基地も核で破壊されるという違いはあります。
- 製作・作品監督:上記原作にして(旧)角川春樹事務所とTBSの製作による作品。作品監督は深作欣二。
内容:空気感染・致死率100パーセントのウイルスと核ミサイルの脅威により人類死滅の危機が迫る中、南極基地で生き延びようとする人々のドラマを描いた作品。バイオテクノロジーによる破滅テーマの本格SFとしては日本でははじまりとなった作品。
【復活の日:あらすじ】
東ドイツの研究所から猛毒ウイルスが盗まれた。しかし、それを盗んだスパイが乗った飛行機が墜落し、ウイルスは驚異的な速さで世界中に拡散されてしまう。今は、難を逃れたわずかな人類が南極で暮らしていた。ある日、地震学者の吉住はアメリカで大地震が起こることを探知します。そしてその地震によって、全世界が核の脅威にさらされることに…
【復活の日:主なキャスト】
〔出演〕
- 吉住周三(地震学者):草刈正雄
- 辰野保夫:渡瀬恒彦
- 中西:夏木勲
- 山内:千葉真一
- 真沢隆司:森田健作
- 松尾明正:永島敏行
- コンウェイ(アメリカ提督):ジョージ・ケネディ
- サラ・べーカー:ステファニー・フォークナー
- マリト:オリヴィア・ハッセー
- リチャードソン(アメリカ大統領):グレン・フォード
- バークレイ(アメリカ上院議員):ロバート・ヴォーン
- マクラウド(潜水艦ネーレイド艦長):チャック・コナーズ
- 浅見則子:多岐川裕美
- 土屋教授:緒形拳
- 南極アメリカ隊カーター少佐:ボー・スヴェンソン
- ロペス大尉:エドワード・ジェームズ・オルモス
- 辰野の妻:丘みつ子
- 病院の母親:中原早苗
- ガーランド統参議長:ヘンリー・シルヴァ
- ラトウール博士:セシル・リンダリスト
【予告篇】『復活の日』<4K>
★『復活の日』・otacyanのメローな感想・考察など
当時、桁違いの製作予算で製作された作品であることは、現在見ても容易に想像がつく作品です。
しかも、南極ロケという壮大なスケール感から伴う雰囲気が、最後まで漂う感じがすごい。劇中で使用する潜水艦が何度も浮上したりや駆逐艦、豪華客船本作といい凄じい設定です。しかも南米・アメリカ・ヨーロッパ…を90日かけて回ったロケハン・・・、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽とジャニス・イアンが歌う主題歌など音楽演出も公開初見当時は、唖然としながら、鑑賞したことはよく記憶しています(+_+)。
当時の日本映画史上製作費最高額と言われた作品も、大味になりがちですが、当時と今観るとでは、全然、現実と作品世界の世界観のギャップが違ってきます。何といってもまず、当時の世界勢力図も描かれているのですが、人類の希望はいつの時代もどこの国でも誰もが同じなのだと痛感させられます。ウィルスで全滅し、残された南極でチリの隊員が、ピアノで演奏するシーン「愛を返して欲しい~」、聞いている隊員も思わず聞き入っているシーン。
現代で視聴して変わったのは、視聴する私たちの現実の社会が、新型コロナウィルスの脅威にさらされたことだと思います。私たちの経験の視点からみれば、本作はつっこみどころはあるものの、今改めて見直して観ると、これは、起こり得ない話ではないので、当時鑑賞した時よりも、現実とのギャップ感が少なく、見どころの多い作品だと思います。
本作には主演の若き頃の草刈正雄を筆頭に、渡瀬恒彦、夏木勲、千葉真一、森田健作、永島敏行、多岐川裕美、丘みつ子、緒形拳、小林稔侍など名立たる俳優・女優が参加していますが、オリビア・ハッセー、チャック・コナーズ、ロバート・ボーンなど海外の名優が多いことも特徴だと思います。
初公開当時は、映画が始まってから30分以上は外国の風景しか映らなくて、日本語も全く聞こえません。日本映画なのに延々と字幕スーパーを読むという、当時、異質(いい意味で)な感じがしたもです。というわけで、当時「飛ぶ鳥を落とす勢いの角川映画」が製作したとはいえ、本物の潜水艦をチャーターしたり、1年近くもロケで海外を回ったり、今ではちょっと考えられない作品作りに挑戦したことはす。凄いと思います。
重厚な設定感は、特筆ものだと思います。本作品は今の時代にこそ、一度は見るべき作品ではないかと思います。

お勧め度👍👍👍👍👉
お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを👍1個2点✖5個で満点ですよ~
👉は1点
個人的な好みや主観もありますけどご参考までに
【本日のおすすめ「復活の日」:配信先】
◆『復活の日』(1980年、角川春樹事務所・東京放送、156分)
★配信サイト
★映画、TV番組、ライブTV、スポーツを観る【Amazon Prime Video】 レンタル
★アニメ・エンタメ見放題!14日間無料!【DMMプレミアム(DMM TV)】 レンタル
★映画観るなら<U-NEXT> 見放題
★配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。
【復活の日:製作スタッフ】
- 製作:角川春樹
- 監督:深作欣二
- 原作:小松左京(角川文庫版)
- プロデューサー:岡田裕、大橋隆
- 脚本:高田宏治、深作欣二、グレゴリー・ナップ
- 撮影:木村大作
- 撮影補佐:岸本正広
- 照明:望月英樹
- 美術:横尾嘉良
- 美術助手:小川富美夫
- 録音:紅谷愃一
- 編集:鈴木晄
- 記録:小山三樹子
- 演出補佐:高須準之助
- 制作担当:長岡功、スーザン・ルイス、天野勝正
- 助監督:藤山顕一郎、吉田一夫、手塚昌明、ジェシー西畑
- 音楽プロデューサー:テオ・マセロ(英語版)
- 音楽:羽田健太郎
- 音楽監督:鈴木清司(鈴木音楽事務所)
- 音楽監督補佐:高桑忠男(東映音楽出版)
主題歌:ジャニス・イアン「ユー・アー・ラブ(Toujours gai mon cher)」(日本コロムビア)
「ユー・アー・ラブ You Are Love ~復活の日テーマ~」ジャニス・イアンJanis Ian
- 作詞:ジャニス・イアン、作曲:テオ・マセロ
- 翻訳:清水俊二、戸田奈津子
- 現像:東洋現像所、フィルムハウス(トロント)
- 角川春樹事務所・東京放送(現・TBSホールディングス)提携作品
- 吹替版制作:東京放送、グロービジョンリスト
- 製作費:20億(1)
- 配給収入:24億円(2)
(1)『最後の角川春樹』、2021年11月発行、伊藤彰彦、毎日新聞出版より引用
(2) 1980年配給収入10億円以上番組 – 日本映画製作者連盟より引用


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