🎦今日の「愛の抜けた映画ブログ」の映画録は、1974年に公開されたアメリカのミュージカル映画『ザッツ・エンタテインメント』の当時のTV放映からによる回顧や、配信先動画視聴からの感想・レビューを投稿しています。
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【ザッツ・エンタテインメント:どんな作品?】
『ザッツ・エンタテインメント』(That’s Entertainment!)はアメリカのミュージカル楽曲と同名の映画作品です。MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)社が、創立50周年を記念して1974年に製作したミュージカル作品のアンソロジー映画です。
内容は『ブロードウェイ・メロディー』(1929年)にはじまるMGM社ミュージカルのなかから名シーンを抜粋し、プレゼンターのコメントで挟みながら紹介してゆくというものです。モノクロやカラー映像もあったり、通常サイズからシネマスコープまで画面の種類もさまざまな作品のなかから、ミュージカル・シーンにおいて優れたものだけを抽出した作品で、そのため現在でもミュージカル映画の入門篇のような作品としてよく推奨されています。
登場するスターたちも、フレッド・アステア、ビング・クロスビーをはじめほとんどが老境にあれど、登場するスターがお互いのフィルモグラフィのプレゼンターを務め、変わらぬ友情や家族愛、次代に受け継がれるミュージカルへの情熱を垣間見ることのできる作品です。
またビデオ化やDVD化されなかった作品、国によっては未公開の作品も多くあり、特にモノクロ時代のミュージカルに関する貴重な資料ともなっています。アンソロジー・ピースは時代順に配列することを原則としているが、フレッド・アステア、ジーン・ケリー、ジュディ・ガーランド、エスター・ウィリアムズの4人については、特にそれぞれのフィルモグラフィが独立してまとめて紹介されています。映画化にあたっては、新たにプレゼンターの登場するシーンが、カリフォルニア州のMGMの野外セットやその跡地、MGM本社やスタジオ前などで撮影されています。
【ザッツ・エンタテインメント:あらすじ】
MGMスタジオから生まれた、ミュージカル映画の数々。それらの主演を努めてきた、フレッド・アステア、ビング・クロスビー、ジーン・ケリーなどがプレゼンターとして登場してきます。「バンド・ワゴン」「雨に唄えば」「上流社会」といった傑作の名シーンを紹介していきます。
【ザッツ・エンタテインメント:主なキャスト】
出演
- フレッド・アステア
- ビング・クロスビー
- ジーン・ケリー
- デビー・レイノルズ
- ミッキー・ルーニー
- ジェームズ・スチュワート
- ライザ・ミネリ
- エリザベス・テイラー
- 他
That’s Entertainment! Official Trailer #1 – Bing Crosby Movie (1974) HD
★『ザッツ・エンタテインメント』・otacyanのメローな感想・考察など
本作をご覧になられると、時代を超えてハリウッドの黄金期や数々の傑作とスターを輩出してきたMGMミュージカルの奥深さというものを理屈ではなく感じられると思います。
当時、このアンソロジー作を拝見したのは、私が大学生の時にTV放映で観たのが初見です。実は1975年にスティーブ・マックイーン、ポール・ニューマン主演による『タワーリング・インフェルノ』という超高層ビルにおける大火災をを舞台にしたパニック映画があったのですが、その出演者の中に年老いた詐欺師の役で渋味のある演技で魅せていたフレッド・アステアという方が登場していました。ご記憶にある方も多いとは思いますが…
私は、ミュージカルや舞台の好きな叔母から、フレッド・アステアの踊りのことは聞いていましたので、TV放映で本作観てからというもの、ミュージカルにも関心よせ、ミュージカル作への情報を繋ぎ合わせていったことを覚えています。
本作『ザッツ・エンタテインメント』では、キラ星の如く次から次に現れるスターの中に、そのフレッド・アステア氏の若き頃の舞踏家・ミュージカルダンサーとしての演技に私はくぎ付けになりました。おそらく彼の右に出るダンサーは、まず、現れてこないのではないかと思えるほど素晴らしいものです。
本作で紹介されているスターは、当然、昭和30年代生まれの私よりも前の世代の1930年代から1950年ごろのスターが多く登場してきます。
途中『A Pretty Girl Is Like a Melody』 – 『巨星ジーグフェルド』(1936年)よりデニス・モーガン(アラン・ジョーンズによる吹き替え)とヴァージニア・ブルースおよびジーグフェルド・ガールズによるシーンでは、モノクロとはいえ、そのあまりのスケールに思わずのけぞってしまうほどです。
これが、エンターテインメントなのかと魅せつけられるといっても過言ではないと思います。
これぞ黄金期のハリウッド!スターたちが華麗に歌いに歌い、踊って踊りまくる!
数々の傑作とスターを生んだ、MGMミュージカル。その代表作の名場面を次々と紹介しながら、同ジャンルの変遷や20〜50年代ハリウッドの輝きを浮き上がらせるアンソロジー作品。
しかし、彼らが語るその背景には荒れ果てた野外セットなどが映し出され、栄光遥か彼方な感傷に浸ってしまいます。本作が製作された頃のMGMにはそれまでのような勢いは無く、なんだか物悲しくなります。俳優陣のパフォーマンスを際立たせる豪華絢爛なセットや演出。何かと言えばCGを多用する現代となっては、本物だからこその迫力とスケールに圧倒されます。当時の観客が映画に何を求め、映画が果たしていた役割とはなんだったのかを知ることが出来た気がしました。
本作『ザッツ・エンタテインメント』は、アンソロジー作品なので、多くのアメリカの文化映画に関わる多くの情報を紐解いていくのも楽しいのではないかと思います。本作『ザッツ・エンタテインメント』は今だからこそ、じっくり視聴する価値の高い作品だと思います。135分もあっという間に終わるでしょう~。画質も綺麗です。
Eleanor Powell and Fred Astaire. Tap Dance duet.
👆エレノア・パウエルとフレッド・アステアのタップダンスデュエット。
お二人の視線、視点に注目。アステア氏にいたっては華麗なダンスの世界を演技しているって雰囲気さえ感じます。
それなのに洗練しつくされたこの踊りは圧巻です~・・・
ダンス直後の二人の息遣いが、新鮮~👏
お勧め度👍👍👍👍👉
お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを👍1個2点✖5個で満点ですよ~
👉は1点
個人的な好みや主観もありますけどご参考までに
【本日のおすすめ「ザッツ・エンタテインメント」:配信サイト】
★『ザッツ・エンタテインメント』(1974年、アメリカ、135分、字幕)
★配信サイト
★映画観るなら<U-NEXT>
見放題
★配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。
【ザッツ・エンタテインメント:製作スタッフ】
監督:ジャック・ヘイリー・jr.
脚本:ジャック・ヘイリー・jr.
製作:ジャック・ヘイリー・jr.
製作総指揮:ダニエル・メルニック
出演者:フランク・シナトラ、エリザベス・テイラー、ピーター・ローフォード、ジェームス・スチュワート、ミッキー・ルーニー、ジーン・ケリー、ドナルド・オコーナー、デビー・レイノルズ、フレッド・アステア、ライザ・ミネリ、ビング・クロスビー(登場順)
主題歌:雨に唄えば等
製作会社:メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
配給:アメリカ合衆国 ユナイテッド・アーティスツ、日本 松竹/富士映画
公開:アメリカ合衆国 1974年5月17日(ロサンゼルス)
上映時間:132分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語
【映画界のなつかしき著名人】
▲フレッド・アステア
フレッド・アステア(Fred Astaire、1899年5月10日~1987年6月22日)は、アメリカ合衆国ネブラスカ州オマハ生まれの俳優、ダンサーであり歌手でもあります。活躍の場を舞台から映画界へ転じ、1930年代から1950年代にかけてハリウッドのミュージカル映画全盛期を担いました。
フレッド・アステアのエレガントなダンスには「洗練」という言葉が、ぴったり当てはまります。アステアはダンスに洗練と品格の両方を備えさせることに成功した、二十世紀を代表する天才的なダンサーです。正統派のダンス・ファッション共々「粋」を極めたダンサーでした。
彼のダンスは、後世に与えた影響も大きく、マイケル・ジャクソンなどもフレッド・アステアの大ファンで「もっとも影響を受けた人物の一人」と発言していて、幼い頃からアステアの真似や、アステアごっこをして妹のジャネットと遊んだとも語っています。自分たちのテレビショーで兄弟全員でアステアの「踊るリッツの夜(英語版)」をカバーしたこともあります。ソロになってからも自身のパフォーマンスにアステアの一部ステップを取り入れています。





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