🎦今日の「愛の抜けた映画ブログ」のぶちゃんの映画録は、1966年に公開されたイタリアのマカロニ・ウェスタン映画『続・荒野の用心棒』の当時のTV放映からの回顧やレンタル視聴、配信先動画視聴の感想・レビューなどを投稿しています。
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【続・荒野の用心棒:どんな作品?】
『続・荒野の用心棒』(ぞく こうやのようじんぼう、原題 Django)は、1966年のイタリア映画のマカロニ・ウェスタン作品です。セルジオ・レオーネに次ぐマカロニ・ウェスタンの人気監督となったセルジオ・コルブッチ氏の作品です。フランコ・ネロ主演です。フランコ・ネロ演ずる棺桶をひきずったガンマン「Django(ジャンゴ)」で知られています。
本作の商業的成功により、数多くのマカロニ・ウェスタンで「ジャンゴ」というキャラクターが引用されることになりました。
コルブッチ監督、およびフランコ・ネロの出世作でもあります。邦題では『続・荒野の用心棒』となっていますが、セルジオ・レオーネ監督作の『荒野の用心棒』や、その翻案となった黒澤明の『用心棒』の「流れ者と、町の敵対する集団の争い」という部分的なプロットが似ているだけで、配給会社によって適当に付けられた邦題であり、続編ではありません。(なおこの事が関係して、後に配給された『荒野の用心棒』の正式な続編は『夕陽のガンマン』とタイトルが付けられました)。
本作ではリンチのシーンなどに残酷な描写が多く、各国で上映禁止、あるいは年齢制限がついたほどです。イギリスなどの例を見ると、全英映像等級審査機構により、1993年になって18禁として許可されたほど。
とはいうものの、しかし本作品のけたはずれの残酷な描写やダーティな映像、リアリティを度外視した演出は、後に多数製作されたマカロニ・ウエスタンにおいて、ひとつのスタイルとして受け継がれていきました。しかも本作『続・荒野の用心棒』は日本においても、TVや映画などにおいても大きな影響を与えた、知る人ぞ知る作品として有名でもあります。
【続・荒野の用心棒:あらすじ】
メキシコとの国境に近い小さな村では、元南軍の少佐・ジャクソン少佐一派と、メキシコ独立運動の闘士ロドリゲス将軍一派が激しく対立していた。ある日、マリアが将軍の部下と少佐の部下に危害を加えられようとしているところ、村にやってきた1人のガンマンに助けられます…
【続・荒野の用心棒:主なキャスト】
(出演)
ジャンゴ:フランコ・ネロ
マリア:ロレダナ・ヌシアック
ヒューゴ・ロドリゲス将軍:ホセ・ボダロ
バーテンダー(ナタニエル):アンジェル・アルバレス
ジャクソン少佐:エドゥアルド・ファヤルド
ジーノ・ペルーチ
「続・荒野の用心棒 ~さすらいのジャンゴ DJANGO~」ロベルト・フィア Soundtrack、イングリッシュver
★『続・荒野の用心棒』・otacyanのメローな感想・考察など
ウェスタンには不可欠ともいえる馬に乗らずに、そぼ降る雨の中に登場するマカロニ・ウエスタンの名優、フランコ・ネロ演じる主人公ジャンゴ。引きずる十字の棺には、一体何が入っているのか?
『続・荒野の用心棒』。青く澄んだ瞳と表情をあまり変えることないジャンゴの姿は、冒頭から強烈な異彩を放っており、ラストの奇策にも息を吞んでしまいます。マカロニウエスタンの“お家芸”バイオレンスも思わず絶句する、情け容赦ないレベルの作品でもあります。
作品の概要の項で記した通り、本作では思わず顔を背けたくなる残酷な描写が多く、各国で上映禁止、あるいは年齢制限がついたほどです。しかし、1960年代前半くらいまでマカロニウェスタン作の人気が隆盛だったころ、この作品の独特の世界観みたいなものがファンから愛される映画として語り継がれてきた作品です。
マカロニ・ウェスタンにはストーリー展開で似たような展開があり、どんなに正義感が強い主役でも、その復讐から対峙する悪党たちの前には一度ならずも何度も命まで落としかけそうになるピンチに追いやられますが、最後には悪党どもは殲滅するものの、そのむなしさゆえか背中に悲哀をおびながら去ってゆくというパターンが多いのです。
日本においては、石ノ森章太郎原作の仮面ライダーシリーズにも影響を与え、主演の藤岡弘、と漫画家の村枝賢一も対談で本作の影響を受けたことを公言しています[1]。
ゲームデザイナーの小島秀夫 さんは大の映画好きが興じて、本作を始めとしてマカロニウェスタンの大ファンで、本作のジャンゴからインスパイアされたキャラがステルスゲームシリーズのメタルギアに登場してきます[2]。
本作『続・荒野の用心棒』やセルジオ・レオーネ監督作のマカロニ・ウエスタンは、日本の昭和の時代劇にも影響を与えています。TVシリーズの木枯し紋次郎、小池一夫原作の子連れ狼、あるいは必殺仕掛人や必殺仕置人などの初期必殺シリーズなどに多大な影響を与えているといえます[3]。
マカロニウェスタンの人気も影を潜め、と同時に主演を演じていたフランコ・ネロの姿をあのブルース・ウィリス主演のシリーズ作1990年公開の『ダイハード2』で悪役ではあったけれども彼のそのお姿を拝見したときは、本当に嬉しかったですね~。また、昨年2023年のホラー映画で話題を呼んだ『ヴァチカンのエクソシスト』ではローマ教皇役で出演していました。まだまだがんばって欲しい俳優さんでもあります。
好みの分かれる昔の激しい作品ではありますが、移ろいゆく時を感じることができるのは過去作にしかできない魅力です。
この機会に興味のある方は是非。
(ガトリング砲の効果音が凄まじい~!!ので視聴時ご注意を!)
[1]新 仮面ライダーSPIRITS(9) (KCデラックス)。講談社 (2014/5/16)。ISBN 4063769836。巻末の平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊公開記念の対談 の中から
[2]僕の体の70%は映画でできている―小島秀夫を創った映画群(2008年、ソニーマガジンズ)より
[3]ジャンゴ―スキヤキ&マカロニ・ウエスタン読本 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝) ムックより – 2007/9/1。ISBN 4862481760
お勧め度👍👍👍👍👉
お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを👍1個2点✖5個で満点ですよ~
👉は1点
個人的な好みや主観もありますけどご参考までに
【本日のおすすめ「続・荒野の用心棒」:配信先】
★『続・荒野の用心棒』(1966年、イタリア、91分)
★配信サイト(現在、続・荒野の用心棒が視聴できる配信サイトはU-NEXTのみです)
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★配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。
【続・荒野の用心棒:製作スタッフ】
- 監督:セルジオ・コルブッチ
- 製作:セルジオ・コルブッチ
- 出演者:フランコ・ネロ、ロレダーナ・ヌシアク、エドアルド・ファヤルド、ホセ・ボダロ
- 音楽:ルイス・バカロフ
- 配給:BRC、東和
- 公開:イタリア1966年4月6日、日本 1966年9月23日
- 上映時間:93分
- 製作国:イタリア、スペイン
- 言語:イタリア語





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