🎦今日の「愛の抜けた映画ブログ」の映画録は、1980年に公開された映画『影武者』の当時の劇場鑑賞や、配信先動画視聴からの感想・考察を投稿しています。

懐かし度 🎦 🎦 🎦 🎦
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【影武者:どんな作品?】
- 作品タイトル名:『影武者』(かげむしゃ)
- 公開年:1980年の日本映画。
- 作品監督:監督は黒澤明、主演は仲代達矢。黒澤にとっては、前作『デルス・ウザーラ』(1975年)以来、久しぶりの時代劇での大作です。黒澤作品では唯一、実在した人物をテーマにした歴史映画で、武田信玄にまつわるエピソードを取り上げています。
- 受賞について:第33回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞(『オール・ザット・ジャズ』と同賞)し、第53回アカデミー賞で外国語映画賞と美術賞の2部門にノミネートされました。
内容:戦国時代後期に影武者として生きる運命を背負わされた小泥棒の姿を描く歴史映画です。プロデューサーにコッポラ、ルーカスを従え、改めて“世界のクロサワ”を印象付けた戦国時代劇。活劇の面白さより、一枚絵で魅了するような芸術性へと移行した作品。カンヌ国際映画祭グランプリに輝いた、後期黒澤映画の代表作。
【影武者:あらすじ】
戦乱に明け暮れる、戦国時代の天正元年 (1573年)。四方八方を野心の強い戦国大名に阻まれる甲斐の国。統率力、軍略、政治力すべてにおいて恐れられる甲斐の国の武田信玄(仲代達矢)が「我、もし死すとも3年は喪を秘せ」との遺言を残し、上洛の野望叶わず、この世を去ります。弟の武田信廉ら重臣たちは、織田信長や徳川家康が放った間者の目を欺き、「信玄死す」との噂を打ち消すため、信玄と瓜二つの盗人(仲代達矢)を影武者に仕立て上げることにしたのです。
盗人は盗み癖を見せて逃げようとし、一度は影武者としての任を解かれるが、信玄が死んだこと、かつその死が織田信長や徳川家康の間者にばれたところを目撃すると、以前対面した折に受けた信玄からの、助命の恩義を思い出し、自ら影武者になることを重臣たちに土下座して願い出るのです。そして影武者である盗人は、予想以上の働きを見せていくことになるのですが…。
【影武者:主なキャスト】
〔出演〕
- 武田信玄/影武者:仲代達矢
- 武田信廉:山崎努
- 武田勝頼:萩原健一
- 土屋宗八郎(近習):根津甚八
- 山県昌景(侍大将):大滝秀治
- 織田信長:隆大介
- 徳川家康:油井昌由樹
- お津弥の方(側室):桃井かおり
- 於ゆうの方(側室):倍賞美津子
- 馬場信春(侍大将):室田日出男
- 内藤昌豊(侍大将):志浦隆之
- 跡部大炊助(侍大将):清水紘治
- 原昌胤(侍大将):清水のぼる
- 小山田信茂(侍大将):山本亘
- 高坂弾正(侍大将):杉森修平
- 武田竹丸:油井孝太
- 森蘭丸:山中康仁
- 竹丸付き老女:音羽久米子
- 丹波長秀:山下哲夫
- 雨宮善二郎(近習):阿藤海
- 托鉢僧(乱波):江幡高志
- 原甚五郎(近習):島香裕
- 傀儡子(乱波):田辺年秋
- 温井平次:井口成人
- 塩売り(乱波):山口芳満
- 甘利おくら(小姓):金窪英一
- 信玄を狙撃した足軽:杉崎昭彦
- 友野又市(小姓):宮崎雄吾
- 泥武者(野田城):栗山雅嗣
- 酒井忠次:松井範雄
- 伝騎:矢吹二朗
- 石川数正:土信田泰史
- 本多平八郎:曽根徳
- 宣教師:フランシスコ・セルク
- 宣教師:アレキサンダー・カイリス
- 医師付きの小者:加藤敏光
- 上杉謙信:清水利比古
- 田口刑部:志村喬
- 医師:藤原釜足
- 観世流:浦田保利
- 鏑馬武田流司家:金子有隣
- 鏑馬武田流司家:渡辺隆
- 鏑馬武田流司家:伊藤栄八
- 鏑馬武田流司家:梁瀬守弘
- 鏑馬武田流司家:ポール大河
- 鏑馬武田流司家:大村千吉
Kagemusha – 影武者 (1980) – Official Trailer
★『影武者』・otacyanのメローな感想・考察など

- 「久しぶりのレビューでござる。」
- 「こえもんさん、そばにきて私の話を聞いてくださいませんか?」
- 「あ、いや、その…、今日は大事な、レビューの仕事なのだ。あきらめられよ…。」
- 「そんなあ・・・」
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本作は、あの武田信玄の影武者として生きる運命を背負わされた盗人の姿が描かれている作品でござる。当時、勝新太郎に始まって、音楽の佐藤勝、撮影の宮川一夫と、重要人物の降板が相次いだ中での黒澤監督の作品でござろう。
何とも胸が躍るような設定で、ただの影武者に過ぎなかった男が、その場の機転や度胸で徳川や織田方の間者の目を欺き、信玄の嫡孫である竹丸や側室すらも懐柔しながら、本物の信玄へと近づいてゆく展開には恐れ入ってござる。武田勝頼の揺さぶりを「風林火山」になぞらえて軽くいなすあたりも描写もなんとも気持ちのよいものである。
しかし、序盤で影武者であり続けることを忌避していた男が信玄になり切ろうと決意するに至った心理描写が若干、足りぬだろうか?今一歩、影武者に気持ちが入ってゆけぬのだ。
また、色彩にも違和感がある。赤、紫、青など鮮やかな色彩の光と影を用いた映像は美しいもののだが、時代劇としてはどこか違和感を感じたのは私だけであろうか。海外、外国でならば受けもするかもしれぬが、時代劇を見慣れている私達日本人にとっては、どこかちょっと迫力に欠ける感もするのだが…。
それは、ラストあたりで感じたことだが、クライマックスの長篠の合戦では、突撃する武田軍の騎馬隊、轟く銃声、慄く仲代達矢、うろたえる武田の軍勢が繰り返し描かれるばかりで、かつての『七人の侍』『隠し砦の三悪人』『用心棒』における戦闘のような切れ味や迫力が足りなかったのがちとさみしい限りである。しかし、全体としては楽しめるものの、冗長で粗の目立つ出来栄え。しかし、歴史を学ぶうえで時折、影武者という気になる存在について考えてしまうことがある。一つの学びの入口として堪能することはできよう。
やっぱり、和室は落ち着くことよ…。otacyan殿、お心遣い感謝する。

お勧め度👍👍👍👍👉
お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを👍1個2点✖5個で満点ですよ~
👉は1点
個人的な好みや主観もありますけどご参考までに
【本日のおすすめ「影武者」:配信先】
◆『影武者』(1980年、東宝・黒澤プロダクション、172分)
★配信サイト
★映画、TV番組、ライブTV、スポーツを観る【Amazon Prime Video】 レンタル、購入
★アニメ・エンタメ見放題!14日間無料!【DMMプレミアム(DMM TV)】 レンタル
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★Lemino レンタル
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★配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。
【影武者:製作スタッフ】
- 監督:黒澤明
- プロデューサー:黒澤明、田中友幸
- 外国版プロデューサー:フランシス・コッポラ、ジョージ・ルーカス
- アシスタントプロデューサー:野上照代
- シナリオ:黒澤明、井手雅人
- 監督部チーフ:本多猪四郎
- アドバイザー:橋本忍
- 撮影:斎藤孝雄、上田正治
- 撮影協力:中井朝一、宮川一夫
- 美術:村木与四郎
- 録音:矢野口文雄
- 照明:佐野武治
- 音楽:池辺晋一郎
- 指揮:佐藤功太郎
- 演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
- 協力∶東京コンサーツ
- 音響効果:三縄一郎
- 整音∶安藤精八
- 監督助手:岡田文亮
- スチール:橋山直巳
- 武家作法:久世竜
- 馬術指導:白井民平
- 騎馬訓練:長谷川敏
- 現像:東洋現像所
- 製作担当者:橋本利明
- 衣裳提供:三松
- 協力:日本航空、上野市(現・伊賀市)・伊賀上野城、熊本市・熊本城、姫路市・姫路城


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