『スティング』(The Sting)は、1973年のアメリカ合衆国の犯罪コメディ映画です。製作会社はユニバーサル・ピクチャーズで、監督はジョージ・ロイ・ヒル。アメリカン・ニューシネマの代表作『明日に向って撃て!』で共演したポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが再共演を果たし大ヒットした作品です。
1936年のシカゴを舞台に詐欺で日銭を稼ぐ1人の若者が、師匠を殺害したギャングに復讐するために伝説的な賭博師と協力し、得意のイカサマで相手組織を徐々に追い詰めていく様を描いたコメディ犯罪映画です。信用詐欺を扱った代表的な映画です。第46回アカデミー賞作品賞受賞作品。また、2005年に合衆国・国立フィルム保存委員会がアメリカ国立フィルム登録簿に新規登録した作品の1つです。
また本作品における音楽が、当時、大ヒットとなりました。マーヴィン・ハムリッシュが担当し、「エンターテイナー」はビルボードで3位まで上昇する大ヒット。インストルメンタルの曲が、これほどの大ヒットとなるのは、珍しいことで、曲はスコット・ジョプリンの『ジ・エンターテイナー』を編曲した曲で、映画、音楽ともに大成功となりました。
1936年。シカゴの下町で3人の詐欺師が通り掛かりの男から金を奪ったのだが、この金はニューヨークの大物・ロネガンが仕切る賭博の上がりでした。そのため、ギャングの大ボスであるロネガンの怒りを買い、師匠であるルーサーを殺されてしまいます。若い詐欺師フッカー(ロバート・レッドフォード)は、ゴンドーフ(ポール・ニューマン)と共にルーサーの仇を討とうとします。組織の手は詐欺師の1人、フッカーに迫り、フッカーはゴンドーフに救いを求める。2人を中心に仲間も加わり、必殺の詐欺プランを練りに練り上げていく・・・あとは、実行あるのみ!
- ヘンリー・ゴンドーフ:ポール・ニューマン
- ジョニー・フッカー:ロバート・レッドフォード
- ドイル・ロネガン:ロバート・ショウ
- スナイダー:チャールズ・ダーニング
- キッド・ツイスト:ハロルド・グールド
- J.J.:レイ・ウォルストン
- エディ・ニールズ:ジョン・ヘフマン
- ビリー:アイリーン・ブレナン
- エリー・キッド:ジャック・ケホー(英語版)
- ルーサー・コールマン:ロバート・アール・ジョーンズ
- ロレッタ:ディミトラ・アーリス(英語版)
The Sting | The Ultimate Con for $500,000 in 4K HDR
「まあ、今日は少しくらい喋らせてくれよ。まあ、このスティングはな、プロの詐欺集団が詐欺で復讐を果たすって作品だけどよ。まあ、俺は泥棒稼業で詐欺なんて嫌いだけどよ、後にも先にもこんなに騙し騙されっていう面白い作品は知らねえなあ…。otacyanよ、あんまり喋んない方がいいぜ。初見の時、おめえさんも騙されたんだろうってか!?でも、いい曲だよな。映画観たことなくてもどこかできいたことのある名曲だよな~。」
「じゃあ、またな~。あばよ~」
本作は、親同然の師匠を殺された詐欺師の復讐劇なのです。まだ、本作を鑑賞をしたことのない方のために、あまり細かく感想、考察は加えません。いかに仇をはめ落し入れるか、そこが見どころです。
この映画は仕掛け、釣り針、筋書き、有線、締め出し、本番(The Sting)と大きく分けて6つの章に分かれます。これは完璧な仕事(詐欺)には完璧なシナリオとキャストと順序が大事であることを伝えています。それはそのまま映画創りもそうであるということに繋がっていると思います。ちなみに各章の間にはこのようなイラスト画像を入れている丁寧さ。
最初に観てストーリーの面白さに魅かれ、2度目で俳優さん達の演技の巧みさに魅かれ、3度目は演技者を引き立てるセットや音楽、古きアメリカの街並みにも魅かれました。私は個人的には味わい深い作品だと思っています。
本作の中で、色々なドル額が頻繁にでてきますが、物語の時点の1936年当時と2022年の現時点での物価水準はどれくらいになるのだろうって??(インターネットアーカイブ Wayback Machine(2001年~)によって算出してみました)。
ロネガンが列車内で損をした1万5000ドルは~おっとやめとこう。こんなことしたくなるのもこの作品の面白さです。
ご覧になられたことのない方は是非。👍 ![]()
★『スティング』(1973年、アメリカ、129分、字幕・吹替)
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★配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。
- 監督:ジョージ・ロイ・ヒル
- 脚本:デヴィッド・S・ウォード
- 製作:リチャード・D・ザナック/トニー・ビル(英語版)/ジュリア・フィリップス/マイケル・フィリップス
- 撮影:ロバート・サーティース
- 音楽:マーヴィン・ハムリッシュ
- ピアノ演奏:スコット・ジョプリン『ジ・エンターテイナー』
- 美術:ヘンリー・バムステッド(英語版)
- 衣裳デザイン:イーディス・ヘッド
- 編集:ウィリアム・H・レイノルズ
- 提供:ユニヴァーサル映画、ザナック=ブラウン・プロダクション






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