-おちこんだりもしたけれど、私はげんきです-『魔女の宅急便』

スタジオジブリ
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🎦今日の『愛の抜けた映画ブログ』の作品鑑賞録は、1989年に公開された劇場アニメ映画『魔女の宅急便』の当時の劇場鑑賞やレンタル視聴からの感想、考察などを投稿しています。

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【魔女の宅急便:どんな作品?】

  • 作品タイトル名:『魔女の宅急便』(まじょのたっきゅうびん、英題:Kiki’s Delivery Service)
  • 作品公開年などについて:1989年(平成元年)7月29日に公開されたスタジオジブリ制作の日本のアニメーション映画作品です。スタジオジブリにおける宮崎駿監督の長編映画としては初めての他者の原作による作品。
  • 主題歌について:主題歌には荒井由実さんの楽曲が採用されています。略称は「魔女宅」(まじょたく)。
  • キャッチフレーズ:「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」。

内容:『魔女の宅急便』は、主人公のキキが親元を離れ、知らない町で魔女として一人立ちする姿を描く。

“「宅急便」はヤマトHDの登録商標? ジブリ映画『魔女の宅急便』との関係を広報に聞いた” (2022年4月2日). 2022年4月3日閲覧。


【魔女の宅急便:あらすじ】

のどかな田舎町に住むキキは、魔女の血を受け継ぐ13歳の女の子です。

『魔女として生きることを決意した少女は13歳の満月の夜に旅立ち、よその街で1年間の修行をしなければならない』という古くからのしきたりに従い、黒猫のジジと共に旅立ちます。夜通しの旅の末、海に囲まれた美しいコリコの街を見かけたキキは定住を決めてさっそく町へ向かいます。

彼女の飛ぶ姿を驚いて見上げる町の人々に得意げになるキキですが、魔女の風習が残る田舎の故郷とは大違いの、大都会の人々のよそよそしい態度に戸惑ってしまうのでした。地元の少年トンボと出会ったり、街をさまよっていると「グーチョキパン店」というパン屋の傍を通りかかります。店のおかみさんに代わって忘れ物をお客に届けたことからおソノに気に入られ、店に居候することになるのです。

やがてキキは自分の魔法を活かして宅配業『魔女の宅急便』をはじめることにしたのです


【魔女の宅急便:主なキャスト】

キキ:高山みなみ

本作の主人公。13歳。魔女の掟である独り立ちの日を迎えた活発な少女です。飛ぶことだけが魔女としての唯一のとりえです。黒いワンピースと赤いリボンがトレードマーク。居候先となったおソノの店で空飛ぶ魔法を活かした宅配業「魔女の宅急便」を開業し、様々な経験を通じて成長していきます。

ジジ:佐久間レイ

キキの相棒のオスの黒猫。年齢はキキと同じく13歳。一人称は「ぼく」。キキが魔法の力でジジと会話をしているのです。喋れる猫というわけではないようです。

コキリ:信澤三恵子

キキの住む町に暮らす魔女で彼女の母親。「空を飛ぶ魔法」と「薬草から薬を作る魔法」を受け継ぎ、町の薬剤師として働きながら魔女の伝統を守ってきました。 彼女もまた魔女の伝統に従い、他の街からやってきた魔女であり、彼女の若かりし頃を知っている住人もいます。

オキノ: 三浦浩一

キキの父親。愛娘のキキを優しく送り出す。原作では魔女や妖精の研究をする民俗学者です。「オキノ」は苗字ではなく、名前。

トンボ / コポリ: 山口勝平

空に憧れ、飛行クラブに所属する丸メガネの少年。「トンボ」は愛称、本名はコポリ。明るく愛嬌のある性格で、男女問わず町中にたくさんの友達がいます。キキが空を飛んでいる場面を偶然見かけ、声をかけますが、馴れ馴れしい態度に煙たがられていたけど、段々親しくなっていきます。

先輩魔女 :小林優子

キキが魔女として故郷を旅立った日の夜に会った魔女。額を見せた茶髪のツインテールに濃い紫の服を着ていて、金のハートのイヤリングを付けている。彼女もまた黒猫を連れています。占いが得意で、赤い風車がある小さな町で占いをしながら暮らしています。

おソノ:戸田恵子

キキの居候先のパン屋「グーチョキパン店」のおかみさん。

親切で優しい人柄の持ち主。店の前を通りかかったキキに客の忘れ物を届けてもらったことで彼女を気に入り、電話番と店番を請け負うことが条件で「部屋代・電話代なし、朝ごはん付き」という破格の待遇でパン屋の納屋の二階の空き部屋を下宿先として提供します。

フクオ:山寺宏一

寡黙なパン職人。一見不愛想にみえるが職人気質なのか、お茶目なところもある。妻同様優しく親切な人柄でキキのためにパンで宅急便の看板を作ってくれる。劇中の声の出演は極端に少なく、息遣いや呼び掛けの時に発する程度です。

ウルスラ: 高山みなみ

森の中の小屋で絵を描くことに没頭する画家の19歳の少女。宅配中に落としてしまったキキの荷物を見つけたことがきっかけで知り合い、仲良くなります。後半でキキと再会し、魔法が弱まって落ち込んでいた彼女を自分の小屋に招き、創作活動の中で悩みを抱いた経験を通じてアドバイスを送ります。

ドーラ: 斉藤昌

キキの母コキリにリウマチに効く魔法の薬を作ってもらっている老女。コキリとは彼女が魔女として町にやってきた時からの顔なじみです。

マキ: 井上喜久子

パン屋の近所に住んでいるファッションデザイナーで、白猫リリーの飼い主。キキにとって初めての仕事客となる女性です。ジジにそっくりなぬいぐるみの入った鳥かごを甥っ子に届ける依頼をする。

リリー

マキが飼っているメスの白猫。当初ジジは気取っているという理由で嫌っていたが次第に仲良くなります。

ケット: 渕崎ゆり子

マキの甥っ子。下記するジェフの他、ピッチィというカナリアも飼っています。失くしたぬいぐるみの身代わりになったジジを乱暴に扱っていたため、キキを冷や冷やさせます。

ジェフ

ケットの家で飼われている大型のオスの老犬。ぬいぐるみの振りをしていたジジに気づいて寄り添って見守り、救出の手助けもしてくれた。本名はジェファーソン。

コクマルガラス

ウルスラの家の近くに住んでいるカラスたち。ぬいぐるみの入った鳥かごを追いかけて巣の直ぐ傍に落下したキキを卵泥棒とみなし襲ってきます。

老婦人: 加藤治子

青い屋根の家に住んでいる心優しい老年の婦人。キキに孫娘宛にニシンのパイを届けてもらえるよう依頼します。

バーサ: 関弘子

老婦人に仕えている使用人の老婆。ひいお婆さんから魔女について聞かされていた事があります。キキから預かったほうきにこっそり乗ろうとするなど茶目っ気な一面を見せます。

孫娘: 鍵本景子

老婦人の孫娘。トンボの女友達の一人。現代っ子らしい外見をしていてやや刺々しいかな。豪雨の中を苦労して宅配してきたキキの前で祖母のパイにケチをつけ、扉を無造作に閉めるという態度でキキを落ち込ませてしまいます。

時計塔の老人: 西村知道

コリコの時計塔の番人をしている老年男性です。コリコを訪れたキキと最初に会話した人物

警官:山寺宏一

街に不慣れで交通事故を起こしかけたキキに職務質問をしようとするが、トンボが泥棒に襲われた振りをしたのに気を取られて立ち去っていきました。

掃除夫:田口昂

物語の終盤に登場する中年男性。ヒゲを生やしている。トンボを助けたいが、箒が折れた上に新しい箒を持っていないキキにデッキブラシを貸します。

Kiki’s Delivery Service – Official Trailer

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感想(5件)


『魔女の宅急便』・otacyanのメローな感想・考察記

本作を最初に、観た時は、まず『宮崎監督さん、ずるい~~~』と感じてしまった作品です。

それは悪い意味ではなく、劇中で私の大好きな荒井由実さんの曲が使われていたことです。

『ルージュの伝言』(1975年2月20日にリリース)、『やさしさに包まれたなら』(1974年4月20日にリリース)と荒井由実名義時代の名曲であり、いつ聞いても色褪せないフィーリングを持っている曲が、使われています。それだけでポイント高いですよ~(笑)

本作品は、スタジオジブリとして4作目にあたる映画であり、観客動員数は『天空の城ラピュタ』の77万人、『となりのトトロ』『火垂るの墓』の80万人から、本作は264万人となり、スタジオジブリの知名度と人気を一挙に押し上げた作品としてあまりに有名。

本作が公開された年が、平成元年ということで、昭和の時代が終わり、新しい時代が始まるという世の中と、人込みの多い街並みに箒に載ってキキがやって来るというストーリー展開がよくマッチングしている作品だなあとつくづく感心してしまいました。

作画、美術ともにエンディング終了まで目が離せないくらいに、丁寧な描写が心地良さを感じる作品ですね。本作の対象としては若い20歳代の女性を意識した製作のようですが、親子一緒にでも鑑賞できる楽しさを持っている作品は無数のアニメ映画の中でもそんなにあるものではありません。

本作はいつの時代でもまた開いて観たくなるアルバムのような作風のおすすめの一作です。そんないつまでも世代を超えて愛される作風を持つのがジブリ作品の特長ですね。

お勧め度👍👍👍👍👉

個人的な主観ですが、お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを

👍1個2点✖5個で満点ですよ~

👉は1点

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【魔女の宅急便:製作スタッフ】

  • 企画:瀬藤祝
  • 原作・ 文:角野栄子
  • 原作画・シンボルマーク:林明子
  • 絵コンテ:宮崎駿、近藤喜文
  • 演出補佐:片渕須直
  • 音楽:久石譲
  • 主題歌:荒井由実ルージュの伝言』『やさしさに包まれたなら
  • 音楽演出:高畑勲
  • キャラクターデザイン:近藤勝也
  • 作画監督:大塚伸治、近藤勝也、近藤喜文
  • 原画:金田伊功、二木真希子、篠原征子、遠藤正明、河口俊夫、大谷敦子、賀川愛、福島敦子、井上俊之、森友典子、森本晃司、佐藤好春、保田夏代、杉野左秩子、わたなべひろし、山川浩臣、羽根章悦、浦谷千恵、関野昌弘、新留俊哉、長谷川明子、近藤喜文
  • 動画チェック:立木康子、舘野仁美
  • 動画:椎名律子、尾崎和孝、手島晶子、牧孝雄、松井理和子、大谷久美子、渡辺恵子、平田英一郎、竹縄尚子、山口明子、佐藤伸子、柴田志朗、細井信宏、岡部和美、山縣亜紀、森田宏幸タカハシプロダクション、動画工房、中村プロダクション、アニメトロトロ、スタジオ雲雀、オープロダクション、カボチャ村、グループどんぐり、スタジオムーク、フィルムマジック、スタジオコクピット、メルヘン社、スタジオディーン
  • 美術監督:大野広司
  • 背景:男鹿和雄、黒田聡、木下和宏、太田清美、長縄恭子、長嶋陽子、スタジオ風雅(水谷利春、神山健治、工藤美幸、大野久美子)、アトリエブーカ(金子英俊)、メカマン(徳重賢、海老沢一男、伊藤豊、菅野紀代子、松浦裕子、千葉みどり、池畑祐治、男鹿美由紀)
  • 特殊効果:谷藤薫児
  • ハーモニー処理:高屋法子
  • 挿入絵 画 :「虹の上をとぶ船」八戸市立湊中学校養護学級共同作品より
  • 挿入絵 スチール:落合淳一
  • 色彩設計:保田道世
  • 色指定:片山由里子
  • 仕上検査:古谷由実、小川典子、立山照代、久田由紀、木村郁代
  • 仕上:IMスタジオ、スタジオ・キリー、トレーススタジオM、龍プロダクション、童夢社、スタジオOZ
  • 仕上協力:スタジオファンタジア、 トイハウス 、京都アニメーション
  • 撮影監督:杉村重郎
  • 撮影:スタジオぎゃろっぷ
  • 技術協力:太陽色彩、スタック
  • 音響制作:オムニバスプロモーション
  • 音響監督:浅梨なおこ
  • 整音:井上秀司
  • 音響効果制作:E&Mプランニングセンター
  • 音響効果:佐藤一俊
  • 音響効果助手:小野弘典、小林範雄
  • 音楽制作:ワンダーシティ
  • 音楽プロデューサー:昼田純一、神井裕幸
  • 音楽コーディネーター:渡辺隆史
  • エンジニアマスタリング:大川正義
  • エンジニアレコーディング:大川正義
  • エンジニアアシスタント:浜田純伸
  • CD制作:徳間ジャパン
  • 台詞編集:山田富二男
  • 録音スタジオ・ 音楽収録:ワンダーステーション、日活スタジオセンター
  • 録音スタジオ・台紙収録:東京テレビセンター
  • 録音協力:玉麻尚一、テレスクリーン
  • キャスティング協力:江崎プロダクション
  • タイトル:真野薫、道川昭
  • 編集:瀬山武司
  • 編集助手:足立浩
  • 制作担当:田中栄子
  • 制作デスク:川端俊之、木原浩勝
  • 制作進行:逸見俊隆、西桐共昭、北沢有司、伊藤裕之
  • プロデューサー補佐:鈴木敏夫
  • コーディネイト・プロデュース:梅村葉子
  • 現像:東映化学
  • DOLBY STEREO技術協: 極東コンチネンタル株式会社、森幹生
  • 制作:スタジオジブリ
  • エグゼクティブプロデューサー:原徹
  • プロデューサー・脚本・監督: 宮崎駿
  • 配給:東映
  • 公開:1989年7月29日
  • 上映時間:102分
  • 製作費:8億円
  • 興行収入:43億円(推測)
  • 配給収入:21億5000万円

【魔女の宅急便:主題歌】

オープニング

魔女の宅急便 『ルージュの伝言』荒井由実(松任谷由実)

THE IIIRD

エンディング

やさしさに包まれたなら – 荒井由実(松任谷由実)

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