🎦今日の「愛の抜けた映画ブログ」の鑑賞録は、2006年に公開されたアメリカの戦争映画『父親たちの星条旗』の当時の劇場鑑賞からの回顧や、配信先動画視聴からの感想・考察を投稿しています。
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【父親たちの星条旗:どんな作品?】
『父親たちの星条旗』は、2006年公開のアメリカ合衆国の戦争映画です。ジェームズ・ブラッドリー(英語版)とロン・パワーズ(英語版)による同名のノンフィクション小説を元にした映画化された作品です。本作『父親たちの星条旗』が、『硫黄島2部作』の1作目となります。
第二次世界大戦中の1945年2月23日にジョー・ローゼンタール氏によって硫黄島(いおうとう)で撮影された6人の兵士を写した有名な戦争報道写真があります。その裏側に秘められた真実の物語をC・イーストウッド監督が描き出しています。製作はスティーブン・スピルバーグ氏です。
クリント・イーストウッドが監督。ジェームズ・ブラッドリー(英語版)とロン・パワーズ(英語版)によるノンフィクション小説『Flags of Our Fathers』(邦題: 『硫黄島の星条旗』)をポール・ハギスらが脚色し、イーストウッドが率いるマルパソ・カンパニー(英語版)、スティーヴン・スピルバーグが率いるドリームワークスらが制作しました。第49回ブルーリボン賞と第30回日本アカデミー賞で最優秀外国作品賞を受賞しています。
太平洋戦争最大の戦闘とされる硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた「硫黄島プロジェクト」のアメリカ側視点の作品です。硫黄島での死闘と戦場(摺鉢山の山頂)に星条旗を打ち立てる有名な写真「硫黄島の星条旗」の被写体となった兵士たちのその後などが描かれています。2006年10月に開催された第19回東京国際映画祭でオープニング作品として上映されたのち、全国公開されました。同年12月に日本側の視点で描いた『硫黄島からの手紙』が日本とアメリカで連続公開されました。
硫黄島のような黒い砂浜を再現し、大がかりな土木工事や大砲・銃火器の使用許可などの困難な条件を克服可能な場所であるアイスランドのレイキャネスで、戦闘シーンが撮影されました。
【父親たちの星条旗:あらすじ】
ウィスコンシン州で葬儀屋を営む年老いた男、ジョン・“ドク”・ブラッドリー。ブラッドリー(ドク)は1945年に硫黄島で戦い、帰国後は葬儀屋を営み、地域に貢献する人でした。ある日、彼は突然倒れて、「あいつはどこだ」とうわ言を口にします。そんな父を見て、息子のジェームズ・ブラッドリーは父を知ろうと、戦友たちを訪ね始め、年老いたデイヴ・セベランス元大尉から話を聞いたりするようになります…
太平洋戦争末期、日本の小笠原諸島南部にある火山列島(硫黄列島)に属する島である硫黄島に上陸した米軍は、日本軍に苦戦しつつも、圧倒的な戦力で山の頂上に星条旗を打ち立てました。その写真は米国の勝利を映し出し、旗を立てた3人は、帰国後に英雄となるのですが…。
【父親たちの星条旗:主なキャスト(吹替)】
〔出演〕
ジョン・“ドク”・ブラッドリー :ライアン・フィリップ(竹若拓磨)
レイニー・ギャグノン(英語版):ジェシー・ブラッドフォード(関智一)
アイラ・ヘイズ:アダム・ビーチ(志村知幸)
キース・ビーチ:ジョン・ベンジャミン・ヒッキー(仲野裕)
ハンク・ハンセン(英語版):ポール・ウォーカー(森川智之)
バド・ガーバー:ジョン・スラッテリー(小島敏彦)
マイク・ストランク:バリー・ペッパー(桐本琢也)
ラルフ・“イギー”・イグナトウスキー(英語版):ジェイミー・ベル(佐藤淳)
チャンドラー・ジョンソン大佐:ロバート・パトリック
デイヴ・セベランス大尉:ニール・マクドノー(有川博)
ポーリーン・ハーノイス:メラニー・リンスキー
ジェームズ・ブラッドリー(英語版):トム・マッカーシー(井上和彦)
アレクサンダー・ヴァンデグリフト海兵隊司令官:クリス・バウアー
ハリー・S・トルーマン:デヴィッド・パトリック・ケリー
ベル・ブロック:ジュディス・アイヴィー
マデリン・イーヴリー:マイラ・ターリー(英語版)
フランクリン・スースリー:ジョセフ・クロス
ハーロン・ブロック:ベンジャミン・ウォーカー
シュリエ中尉:ジェイソン・グレイ=スタンフォード
ランスフォード:スコット・イーストウッド
Mr.ビーチ:レン・キャリオー
老デイヴ・セベランス:ハーヴ・プレスネル
ニューヨーク市長:ジョン・ポリト
上院議員:デヴィッド・ラッシュ
▲Flags of Our Fathers (2006) Theatrical Trailer
Amblin
★『父親たちの星条旗』otacyanのメローな感想・考察など
硫黄島に星条旗を掲げる6人の兵士を写した有名な戦争写真。どこかでご覧になられたことがあるかたも多いのではないでしょうか。その裏側に秘められた真実の物語をクリント・イーストウッド監督が描いた映画作品です。製作はスティーブン・スピルバーグ氏です。
硫黄島の戦いをアメリカ側の視点から描いた戦争映画です。本作は第二弾『硫黄島からの手紙』と一緒に視聴するのがベストだと思っています。そのため、鑑賞録記事も同時更新しています。
本作では、摺鉢山に星条旗を立てた兵士たちが、アメリカ本国では英雄扱いされただけに限らず、広告塔のように過剰に持ち上げられてしまい何とも虚しさを感じてしまいます。ヒーローと言われるたび、何度も何度も辛いシーンがフラッシュバックするのが可哀想だと観ていても胸が痛くなります。戦争が生んだ悲しみや苦悩、差別などを描いた異色の戦争映画といえると思います。
本作は、製作に関しては、それぞれの国側の視点から描かれています。クリント・イーストウッド氏は1985年から度々、立場をリバタリアン (自由至上主義者)であると公言しています[参考資料1]。どんな政治的イデオロギーにも同調せずと表明し、「私が常に戦ってきたことの一つは、同調だった。自分はリベラルなアプローチをとり、他の事柄については保守的なアプローチもとります。私は個人主義者だし、スクリーン上で個人主義的なキャラクターを演じることに惹かれてきました」と語っています。[参考資料2]
クリント・イーストウッド監督自身の信条という点から、本2作の監督のオファーには当初、断っていたといわれています。しかし、当時の日本軍のことを調べていくうちに自分の安易な考え方に気づき、本2作の監督を受けたと言われています。いずれにせよ、本2作にはクリント・イーストウッド監督自身の考え方、とりわけ個人を大切にするといった考え方があり、撮影、演出、製作にあたっていったと考察しています。
本作『父親たちの星条旗』、『硫黄島からの手紙』この2作はまだご覧になられたことのない方、クリント・イーストウッド監督ファンの方、じっくりあじわってのご視聴をおすすめします。
また、この第二弾『硫黄島からの手紙』にて2作をとおしてみた、私の考察、感想を総括した寄稿を予定しています。
[参考資料1]“Clint Eastwood talks to Jeff Dawson”. The Guardian (London). (2008・6・6).
[参考資料2] Eastwood, Clint (14 January 1985). “The Guardian Lectures (Broadcast by Ch4)”. The Guardian (Interview). Interviewed by Myles, Lynda. United Kingdom: London Weekend Television (LWT).詳細は制限中で表示されず。
※The Guardianはイギリスの日刊新聞です。当時の編集方針は中道左派・リベラル寄りで、読者の多くは労働党か自由民主党の支持者。
お勧め度👍👍👍👍👉
お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを👍1個2点✖5個で満点ですよ~
👉は1点
個人的な好みや主観もありますけどご参考までに
【本日のおすすめ作品「父親たちの星条旗」配信サイト】
★『父親たちの星条旗』(2006年、アメリカ、131分、字幕・吹替)
★配信サイト
★映画観るなら<U-NEXT>
見放題
★Hulu 見放題
★Lemino 見放題
★配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。
【父親たちの星条旗:製作スタッフ】
監督・製作・音楽:クリント・イーストウッド
製作:スティーヴン・スピルバーグ、ロバート・ロレンツ
原作:ジェイムズ・ブラッドリー、ロン・パワーズ 『硫黄島の星条旗』
脚色:ポール・ハギス、ウィリアム・ブロルイズ・Jr
撮影:トム・スターン
美術:ヘンリー・バムステッド
衣装:デボラ・ホッパー
編集:ジョエル・コックス
配給:アメリカ合衆国 パラマウント映画、日本 ワーナー・ブラザース
公開:アメリカ合衆国 2006年10月21日、日本 2006年10月28日
上映時間:132分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語
製作費:$90,000,000[1]
興行収入:世界 $65,900,249[1]、アメリカ合衆国 カナダ $33,602,376[1]、日本 17.0億[2]
[1] “Flags of Our Fathers (2006)” (英語). Box Office Mojoより引用。
[2]“日本映画産業統計 過去興行収入上位作品 (興収10億円以上番組) 2006年(1月~12月)”. 社団法人日本映画製作者連盟. より引用。
★あらすじ・otacyanのメローな感想・考察など以外は配信サイト作品情報などから引用






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