🎦今日の「愛の抜けた映画ブログ」の映画録は、1973年に制作、公開されたアメリカ映画『ペーパームーン』です。昔のTV放映や配信先動画視聴からの感想・考察などを投稿しています。
懐かし度 🎦 🎦 🎦 🎦 🎦
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【ペーパームーン・どんな作品?】
『ペーパー・ムーン』(Paper Moon)は、ジョー・デヴィッド・ブラウンの小説『アディ・プレイ』(日本では佐和誠の翻訳により『ペーパームーン』の題名でハヤカワ文庫 から刊行)が原作です。
聖書を売りつける詐欺師の男と、母親を交通事故で亡くした9歳の少女との、絆を深めていくロードムービー作品です。当時、ライアン・オニールとテータム・オニールの父娘共演で話題になりました。年間トップの興行収入を得、1973年の第46回アカデミー賞ではテータム・オニールが、史上最年少(当時10歳)で助演女優賞を受賞しています。
【ペーパームーン・あらすじ】
1930年代、大恐慌期のアメリカ中西部。母を自動車事故で亡くし孤児となった大人顔負けに頭の回転がいい少女・アディは、母と付き合っていた聖書を売り付けては人を騙して小金を稼ぐ詐欺師のモーゼに連れられ、ミズーリにいる叔母の下まで旅することに。いつしかふたりの間には本物の親子のような愛情が芽生えていくのですが…。
【ペーパー・ムーン:主なキャスト】
〔出演〕
- モーゼ:ライアン・オニール
- アディ:テイタム・オニール
- トリクシー:マデリーン・カーン
- ハーディン保安官/ジェス・ハーディン:ジョン・ヒラーマン
- イモジン:P・J・ジョンソン
- ミス・オリー:ジェシー・リー・フルトン
- リロイ:ランディ・クエイド
★『ペーパー・ムーン』・otacyanのメローな感想・考察など
本作の魅力は何と言ってもアディ役であるテイタム・オニールの演技力と思います。この作品でテイタム・オニールは10歳ながらもアカデミー助演女優賞を受賞しました。もちろん、当時の最年少記録であり、誰が観ても納得するものだと思います。母親を亡くし、天涯孤独の身となったアディという役だが、その芯の強さをしっかり演技しています。監督はピーター・ボグダノヴィッチ。
また、初めて会う父親かもしれない男性(モーゼ)に対して、最初から取引する役というのも凄い。自分(アディ)のおかげでくすねたモーゼの200ドルを天秤にかけさせるのです。「200ドル返せ」というセリフや言い方は、これはもう脱帽物の演技力ですね(-∀-)
ラストでは安定した生活よりも、父親かもしれない男を選ぶアディ。この時点で、「どうやって生きていくか?」という心配より、危険でもモーゼと一緒にいたいという感情になっているのです。詐欺師であるモーゼは、人を騙すプロであるが、意外と自分も騙されやすい。
女性にはスグに騙されてしまうモーゼ。旅の途中でダンサーの女性にそそのかされてしまうシーンがあります。陰ながら心配するアディ。まるで、どうしようもない父親の面倒をみる娘そのもの。アディはもちまえの知恵を使って、何とか気付かせることに成功するのです。ダンサーの本性に気付いた、モーゼはアディにこういう。「大人になっても、男を騙すような女にはなるなよ」すると、アディは「うん」と言う。ここにペーパームーンの面白さが詰め込まれているシーンのような気がします。本来人を騙す側のモーゼが、説教している人物(娘)に自分が騙されているのです。
しかも、そもそもアディの母にも騙されている。こうした環境を作ることで、主人公が詐欺師であってもまったく心が離れていかないのである。モーゼとアディを演じたライアン・オニールとテータム・オニールが実の親子なので、映画の中でも2人は本当の親子かもしれないとも解釈できるところがミソですね。
お勧め度👍👍👍👍👉
お勧め度は作品の面白さ、仕上がり度、充実度などを👍1個2点✖5個で満点ですよ~
👉は1点
個人的な好みや主観もありますけどご参考までに
★『ペーパー・ムーン』・配信先
★『ペーパームーン』(1973年、アメリカ映画、103分、字幕)
★配信先
★映画観るなら<U-NEXT>
見放題
【ペーパームーン:スタッフ】
- 監督:ピーター・ボグダノヴィッチ
- 製作:ピーター・ボグダノヴィッチ
- 共同製作者:フランク・マーシャル
- 原作:ジョー・デヴィッド・ブラウン
- 脚本:アルヴィン・サージェント
- 撮影:ラズロ・コヴァックス
- 編集:ヴァーナ・フィールズ
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